贈り物 4

ちい君と暮らして三年余りがたちました。今は立派なおとなネコに成長しました。そして 彼からは沢山のプレゼントを貰いました。蝶やトカゲの切れたやつを捕まえてきたり さすがに ツバメをくわえてきたときは ビックリです。私は大声で¨ちい君¨と叫んで追いかけました。いつもと違う私にちい君は驚いたのか・・・その隙にツバメが羽をパタパタさせて何とか離すことができ 無事に飛んでいきました。そして最近では 子猫をくわえてきました それはクロネコヤマトのマークのあの親子ネコと同じように・・・子猫は 時間をかけて 私たち家族を観察し 3ヶ月たった頃 自然に家の中に入ってきました。今ではもう 家のこと 私たち家族の事は 何でも知っているような振る舞いをします。四回にわたり 長々と書かせていただきましたが 私が今 詩を書いたり曲を作れるのも ちい君がいつもそばにいてアドバイスをしてくれるような気がするからです。もちろん うちには 他に わんちゃんもいます。やさしい家族もいます。日々の暮らし
の中 悩んだり 不安になったり そして笑ったり・・・そんな時には心配したり励ましてくれる 優しい家族とゆかいな仲間たちがいる・・・一日一日振り返りノートに綴ってみたり思い出のポケットから出してみたり 些細な出来事でも フレーズにしてみたり 私はこのようにして 沢山の想いを精いっぱい込めながら 一曲 一曲 作っています。それは 家族やネコちゃん わんちゃんからの 優しさと思いやり そして愛情というかけがえのない贈り物を貰っているからなのです。